ローンディールは、業務時間の20%程度をベンチャー企業での仕事に充てる、3ヵ月の研修プログラム「side project」の第4期を開始した。
第4期となる今回は、IHI、旭化成、KDDI、SOMPOホールディングス、東京ガス、日本特殊陶業、日本郵便、阪急阪神不動産の8社から合計41名がプログラムに参加。そのうち36名のマッチングが成立し、スタートアップ27社で9月から一斉スタートした。
参加者は、自社では経験できない最前線の事業や業務に触れることで、新たな視点や考え方を得る機会を持つことができるという。今回は、次のようなベンチャーでのプロジェクトに参画している。
- 最先端分野での新規事業開発に参画:AI活用、サステナビリティ、デジタルトランスフォーメーションなど、最先端の分野での新規事業開発に携わる
- グローバル展開を支援するサービス:海外マーケティングや多言語サービス開発など、グローバル市場を見据えたプロジェクト
- 組織改革と人材育成:ベンチャー企業の成長に不可欠な人材戦略に関わるプロジェクトとして、人事評価制度の刷新や組織文化の改善などに携わる
- 地域活性化への貢献:地方観光地でのカーシェアサービス立ち上げなど、地域経済の活性化に直結するプロジェクト
- 技術革新への挑戦:新素材開発やシステム自動化など、技術革新を推進するプロジェクト
同社は、同プログラムの5期参加企業の募集を開始している。
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