ユニ・チャームは2025年6月18日（水）開催の取締役会において、ケニアでの事業拡大を本格化し、女性の社会進出と社会課題の解決に貢献をすることを目的とした合弁会社「Sofy East Africa Limited」の設立を決議した。
ユニ・チャームは、豊田通商および同社グループ会社のCFAO Kenyaと協働し、2025年1月よりケニア共和国において生理用ナプキンブランド「Sofy（ソフィ）」の現地生産・販売を開始。当初の計画を上回るペースで販売実績が推移している。
このたび豊田通商と設立する合弁会社では、生理用品・紙おむつなどの製造・販売および周辺諸国への輸出を行う予定。2025年内の登記完了および法人設立を目指す。
主な取り組み
（1）商品開発・生産体制の強化
・「SOFY Long Lasting」の商品開発を継続
・委託生産による安定供給体制を維持しつつ、将来的な自社製造設備の導入を視野に、生産効率の最適化を推進
（2）現地販売・流通体制の拡充
・CFAOケニアの持つ流通網を活用し、GT（General Trade）とMT（Modern Trade）の両面で販路を拡大
・営業体制を強化し、ケニア全チャネルで「売れる売り場作り」を推進
（3）マーケティング・人材育成の現地展開
・店頭起点での商品の品質の高さの伝達力強化、ブランド認知の向上
・ケニアにおいてマーケティング人材の育成を強化し、広告の展開を通じブランド認知を向上
（4）ケニア市場への事業展開
・ケニアを基点とした周辺国への輸出展開を見据えた地域戦略を推進
・衛生環境改善と女性の社会参加支援活動をケニア全エリアで展開
【関連記事】
・日本郵便が「ゆうID」「ゆうゆうポイント」サービスを日本郵政に事業移管
・eiicon、愛知県の地域課題解決を目指す事業共創プログラムを始動 ビジネスアイデアの募集開始
・太陽ホールディングスと太陽インキ製造が事業戦略発表会を開催 次世代放熱ペースト材料の本格量産を発表
