メンバーズは、地方自治体のGX(グリーントランスフォーメーション)推進を専門的に支援する「自治体GXセンター」を開設した。

同センターでは、GXリテラシーとデジタルスキルを兼ね備えたGXコンサルタントが内閣府や総務省の制度に基づき自治体に常駐。地域に深く入り込みながら、脱炭素戦略の企画・実行から施策推進までを伴走支援する。同センターの特徴は次のとおり。
-
「はかる」「減らす」「稼ぐ」への貢献
- 炭素排出量の「はかる」「減らす」取り組みから、脱炭素化を地域経済活性化の機会と捉え、新たな収益源の確保や、地域内経済循環を促進する仕組みづくりまでを支援
-
地域特性に応じたGX推進
- 地域ごとの強みや課題を深く理解し、多角的なアプローチで地域主導の脱炭素化を推進
-
大手企業支援で培った実行力と伴走力
- DXとGX推進の施策実行工程を中心に、大手企業を支援してきたDX現場支援の支援ノウハウを生かし、自治体のGX推進を支援
同社は、2025年4月より山形県長井市と北海道沼田町への支援を開始。現在合わせて4名の社員が常駐しており、うち3名は入社2・3年目の若手社員が中心となってプロジェクトを推進している。
【関連記事】
・メンバーズ、企業のUI/UXデザインからシステム構築・運用まで支援する専門組織を設立
・Salesforce・兵庫県丹波篠山市ら4者、自治体・林業事業体のDX実現へ向けて協定締結
・TOPPANエッジとウェイストボックス、脱炭素化の支援システム「みんなのカーボンオフセット」を提供