2025年7月25日、東京ガスはスカイディスクの株式の過半を取得し、同社をグループ会社化。DXソリューション展開を強化していくことなどを発表した。

東京ガスは、お客さまの経営変革を共に推進するパートナーとなることを目指し、ガス・電力のエネルギー事業に加えて、GX・DXを軸としたソリューション事業の強化を進めている。特に、中小製造業に向けては、人手不足解消や生産性向上、DX推進といった課題の解決を支援するソリューションを展開している。
スカイディスクは製造業向けにDXソリューションを提供するスタートアップ企業で、主力ソリューション「最適ワークス」は、累計150社以上に導入されている。
今後は、これまでスカイディスクが築いてきた販売ネットワークに加え、東京ガスの顧客基盤やDXソリューション「Joyシリーズ」の全国の流通体制を活かし、「最適ワークス」の導入拡大を一層推進。さらに、両社は製造業支援の知見を活かし、ソフトウェア、AI開発、事業開発、M&A分野の専門人材が一体となり、製造業向けの経営変革に貢献する新たなDXソリューションの創出を目指しという。
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