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新春特別インタビュー

グロービス経営大学院鈴木氏、パーソルイノベーション大浦氏に聞く、2026年の注力テーマ

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 既存事業の枠組みを超えた「新たな価値創造」の重要性が増す中、事業開発の伴走者である支援会社は、激動の市場をどう読み、次なる一手をどう描いているのでしょうか。Biz/Zine編集部は、日本企業の新規事業開発やオープンイノベーションを牽引する各社にメールインタビューを実施。2025年の象徴的な取り組みと、2026年の注力テーマをうかがいました。今回は、グロービス経営大学院とパーソルイノベーションのコメントをご紹介します(掲載は五十音順)。

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経営教育の学習体験を真に個別化(グロービス経営大学院)

2025年の象徴的な取り組みを振り返って

 2025年は、経営教育分野におけるAI活用が「実験」フェーズを抜け出し、受講生一人ひとりの学習体験を変革する「実装」の年となりました。私たちグロービスも、この流れを牽引すべく精力的に「学習体験の個別化」に取り組んできました。

 かつて画一的になりがちだった学習プロセスは、今まさに様変わりしつつあります。その象徴の一つが、対話を通じた学びを活かした「会話型AI演習(GAiL-3.0)」の導入です。これにより、受講生は24時間いつでもAIとミニケース教材を用いたディスカッションを行い、学びを深めることができます。また、ビジネスシーンさながらのロールプレイを通じて、自身の思考癖や弱点への即時フィードバックを受けることで、新たな気づきを得られるようになりました。

 さらにグロービスは、定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」に搭載しているパーソナルAIパートナー「学びエージェント」や、グロービス経営大学院のナノ単科で提供しているAIコーチング機能「GAiC」の実装により、学習プロセス全般においてAIが学びの深化を支援する体制が整いつつあります。

 2025年は、AIによって経営教育の学習体験を真に個別化していく、確かな手応えを得た一年となりました。

グロービス経営大学院 グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi) 所長 /グロービス経営大学院 教員 鈴木 健一氏

グロービス経営大学院
グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi)所長/グロービス経営大学院 教員
鈴木 健一氏

野村総合研究所を経た後、A.T.カーニー社にてマネージャーとして経営コンサルティング業務に従事。メーカー、通信事業者の新規事業戦略、マーケティング戦略、オペレーション戦略などの分野で幅広いコンサルティング経験を有する。グロービスでは2006年の大学院設置認可、さらに2008年の学校法人設立など、開学から2016年3月まで10年に亘り事務局長として大学院運営に携わってきた。現在は教員としてテクノベートシンキング、ビジネスアナリティクス、ビジネスデータサイエンスをはじめとする思考系、テクノベート系科目の科目開発、授業を担当するほか、グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi)の所長としてAIを使った次世代の経営教育を創るべく研究開発に時間とエネルギーを使っている。

“はたらき方”が選べる社会の土台をつくった(パーソルイノベーション)

2025年の象徴的な取り組みを振り返って

 2025年を象徴する当社の取り組みは“ビジネスモデルや業界のパラダイムシフトへの挑戦”です。具体的には「人材紹介事業のデジタル化」と「エッセンシャルワーカー領域への転職支援」そして「AIと科学的アプローチによるマッチングの進化」です。

 パーソルグループが蓄積してきた8万件以上の求人データを「HITO-Linkエージェント」として同業他社にも開放し、これまで届きにくかった求職者・企業への機会をより広く提供できるようになりました。エッセンシャルワーカー領域に向けた若年層支援サービス「ピタテン」では、未経験からの正社員就業に、より丁寧なマッチングと定着支援で取り組んでいます。

 また、行動変容メカニズムの可視化に挑む「BAKUTAN」との共同研究も開始しました。働く人の行動傾向や職場適応力を科学的に捉えることで、これまで言語化されなかった“適性”を導き、ミスマッチの解消とキャリア自律を後押しする試みです。急速な労働力不足が進む中、私たちはテクノロジーと人の力を掛け合わせ、個人がより自由に“はたらき方”を選べる社会の土台づくりに注力しました。

パーソルイノベーション 代表取締役社長 大浦 征也氏

パーソルイノベーション
代表取締役社長
大浦 征也氏

2002年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。一貫して人材紹介事業に従事し、法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティングなどを経験した後、 キャリアアドバイザーに。担当領域は、メーカーやIT、メディカルやサービス業等多岐に亘り、これまでにキャリアカウンセリングや面接対策を行った転職希望者は10,000人を超える。その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月に執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。2023年より現職。

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「個」の学習を深め「場」の熱量を高める(グロービス経営大学院)

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