マゼランの開発した、多彩で高度な衛星測位技術による「高精度マルチGNSS RTKソリューション」は、複数の衛星システムをサポートするセンチメートル級の位置精度を持つRTK(リアルタイム・キネマティック)ソリューションだという。
この技術は、非常に高い位置精度が要求される測量・地殻変動の調査、農業機器・産業機器・ドローン・ロボット等の自動運転・モニタリング、電動車椅子・パーソナルモビリティ、産業用無人飛行機の位置制御などの分野において幅広く活用できるという。また、GPS(アメリカ)だけでなくGLONASS(ロシア)を使用し、複数の衛星をサポートすることで、より安定した高精度の位置計算を行う。
ユビキタスは、2011年より、IoTサービスプラットフォーム開発や、クラウドを活用したHEMSサービスの開発など、IoTを実現するためのソリューションを展開し、ネットワークやデータベース関連技術、サービスプラットフォームの構築と運営および技術開発力に強みを持っている。
ユビキタスの提供するIoTクラウドプラットフォーム「dalchymia(ダルキュミア)」は、デバイスとアプリケーションサービスを自由に組み合わせてIoTを実現できる。また、デバイスから収集したデータをリアルタイムに見える化できるという。
ユビキタスとマゼランは、ユビキタスの「dalchymia(ダルキュミア)」とマゼランの「高精度マルチGNSS RTKソリューション」を連携し、位置情報と各種センサー情報や映像情報など、自動運転やモニタリングに必要な「クラウドを活用した高精度測位ソリューション」としてパッケージ化して提供するとしている。