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「決済」で変える! デジタルガレージ×りそなグループ「CurePort」が進める医療DXと働き方改革

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「診察後の待ち時間ゼロ」を実現。未収金リスクも抑える仕組み

──それではCurePortの製品や機能について教えてください。

小原: CurePortは、医療機関でのお会計をクレジットカードでオンライン決済できるサービスです。スマートフォンに専用のアプリをダウンロードして、所定情報やクレジットカードを登録すれば利用できます。

 利用方法はシンプルで、来院時に受付にあるチェックイン用のQRコードをアプリで読み取るだけです。このチェックインのタイミングで事前に与信枠の確保(オーソリゼーション)が行われるため、医療機関にとっては未収金のリスクを抑えられるというメリットもあります。受診後には支払い金額がクレジットカードで自動決済され、患者様は会計の待ち時間なしで帰宅できます。

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 診療後の待ち時間を億劫に感じる方は多いと思います。その時間が削減されれば診療体験の向上につながりますし、医療従事者との接触も減らせるため、感染症対策にも効果的です。

 なぜ受診後の待ち時間が発生するのかといえば、医療機関が支払い金額を算出するには、診療行為に対する診療報酬点数を計算しなければならないからです。その点、CurePortでは診療後すぐに算定作業を完了させる必要がなくなります。業務状況に応じて会計処理のタイミングを柔軟に調整できるため、医療機関の業務効率化や業務負担軽減にも効果があります。たとえば、繁忙な時間帯には算定作業を後回しにして、来院者の少ない時間帯にまとめて実施するなどの対応が可能です。

 医療業界の大きな課題である医療従事者の離職は、実作業の負担もさることながら、心理的な負担も要因であると聞いています。待合室が混み合うなか、積み重なっていく仕事を早く処理しなければいけないというプレッシャーは、決して少なくないのだと思います。そうした心理的な負担を軽減し、「医療現場の働き方改革」を推進できる点もCurePortのメリットです。

──処方せんの交付はどのように行うのでしょうか。

小原:電子処方せんを導入していない医療機関については、紙の処方せん交付のための対面対応は引き続き必要です。実際、電子処方せんの医科診療所での導入率は約25%(2025年12月時点)[1]にとどまっており、依然として多くの医療機関が紙での運用を行っています。ただし、CurePortにより会計に関する作業が効率化されるため、院内の手続き全体が円滑になり、結果として従来よりも来院者の待ち時間の短縮につながります。

 前提として、処方せんは、旧来型の「紙処方せん」と2023年から運用が開始されている「電子処方せん」の2種類が存在します。紙処方せんを継続採用している医療機関の場合、受付等での原本交付が必要となりますが、今後電子処方せんが更に一般的になると、患者様の待ち時間はさらに短縮されるはずです。

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キャッシュレス比率50%超、現場の「疲弊」を救う切り札に

──導入した医療機関では、どのような効果が得られていますか。

小原:ある内科系のクリニックでは、CurePort導入後、キャッシュレス決済の利用率が50%を超えるなど、決済手段として広く定着しています。もともと、そのクリニックは現金管理の煩雑さを課題に感じており、会計の締め作業や帳簿管理などがスタッフの負担でもありました。しかし、現在は、現金を扱う機会がかなり減っており、当初の課題は解決しつつあるようです。

 また、ある歯科医院では、業務効率化が大きく進んでいます。歯科医院は予約制であることが多いため、治療を終えた患者様とこれから治療を受ける患者様への対応が重なりがちです。その際に会計の待ち時間が発生することが多く、スタッフの業務的、精神的な負担になっていました。しかし、現在は治療後の待ち時間が大幅に削減されたため、業務全体が効率化され、スタッフへの負担も減っているといいます。また、この歯科医院からはCurePortの「操作性の高さ」も高い評価を受けています。ITが苦手なスタッフの方もいたことから当初は不安を感じていたそうですが、導入後にはすべてのスタッフが難なく画面を操作し、スムーズに運用が定着していきました。


[1] デジタル庁「電子処方箋の導入状況に関するダッシュボード」内、「3. 電子処方箋の導入状況

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システム連携でDXを加速。「医療決済のインフラ」を目指す

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この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社デジタルガレージ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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