「ブロックチェーンサミット」では、ブロックチェーンのコマース分野における活用で大きな注目を集めている、シリコンバレーのスタートアップ「スキューチェイン」よりトラビスギギー氏の追加講演が決定したという。
イベントでは、コマース分野においてブロックチェーンの適用を試みる注目のシリコンバレースタートアップであるスキューチェインのトラビス・ギギー氏、世界大手金融機関20行以上と提携し金融技術革新を進めるR3 CEVのティム・スワンソン氏、ブロックチェーン技術の教育プログラムを提供しているブロックチェーンユニバーシティのロバート・シュベンカー氏、日本及び米国のグローバルベンチャーを創出し、日本の大企業による技術革新の機会を提供するドレイパーネクサスベンチャーズの北村充崇氏など、ブロックチェーンの世界的権威が登壇する。
ブロックチェーンは、パーソナルコンピュータ、インターネットに続く第3のIT革命になる技術といわれ、大手銀行や証券会社、証券取引所といった金融業界から非常に注目されているという。
非金融分野においても、行政による会社登記や年金登録、チケットやクーポンといった個人資産の発行・管理、音楽業界における作品の所有権の管理、膨大な顧客データのアーカイブ、スマートロックを始めとするIoT機器からのデータ収集、選挙の投票システム、口コミサイトのレピュテーションなどに至るまで、さまざまな分野において活用が期待されているとしている。
また、12月19日にはエンジニア向けの「ブロックチェーン・ハンズオン」を開催し、実際にコードを通してブロックチェーンの基礎を学ぶとともに、シリコンバレーコミュニティとの交流の機会を提供するという。
なお、「ブロックチェーンサミット」は、両日ともすでに満席となっている。