SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

日本IBM、国立情報学研究所の「コグニティブ・イノベーションセンター」を支援

「IBM Watson」やクラウド基盤「IBM Bluemix」の提供なども

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 日本IBMは、国立情報学研究所(NII、東京都千代田区)が新設する研究センター「コグニティブ・イノベーションセンター」の取り組みに賛同し、運営を支援することを発表した。

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 IBMは、テクノロジーとビジネスの新たな時代の重要なテーマとなる「コグニティブ・ビジネス」を提唱し、強力に推進している。コグニティブ・ビジネスは、インターネットなどを通じて日々生み出される膨大なデータを理解し、人と自然にかかわり合い、これまでにない規模で学習し、目的を持った推論をするシステムを利用することで、人がより良い意思決定をできるよう支援するものだとしている。

 また、2015年11月に発表した「IBMグローバル経営層スタディ(IBM C-suite Study)」では「ウーバライゼーション(Uberization)」と呼ばれる、新たなタイプの競合が突然現れて業界秩序を破壊するという現象に、経営者が強い関心をもっていることが分かったという。IBMでは、そのような経営者の方向性を踏まえ、ウーバライゼーションに対抗する企業のために、「デジタル企業への変革(Digital Reinvention)」というコンセプトを打ち出し、その実現を支援していくという。

 NIIの「コグニティブ・イノベーションセンター」は、コグニティブ・テクノロジーを社会、産業や新ビジネスに結びつけ、日本の社会や産業界に破壊的イノベーションをもたらすことを目的としている。

 日本IBMでは、同センターの取り組みや活動によってもたらされる今後の展望に賛同し、運営を支援することになった。具体的には、研究者やコンサルタントによる研究会の支援、「IBM Watson」やアプリケーションの構築・管理・実行を行うためのクラウド基盤「IBM Bluemix」の提供などを行う。また、顧客企業と共に未来を創造する拠点として2015年10月に新設した「戦略共創センター」を研究会開催場所として提供する。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
提供元ページ
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング