食糧危機と貧困、2つの課題を解決する「協生農法」とは?
北野氏のグランドチャレンジの2つ目は「サスティナブル・リビング・アーキテクチャ」。インフラがない国でも東京やシンガポールのような生活環境を実現するチャレンジだ。
例えばバングラディッシュでは、インフラが整っていないために、汚染水で推定4万人以上の方が毎年亡くなっている。このような世界的な課題を解決するために、北野氏は電気、水、モビリティ、食料の4領域に注目する。北野氏の取り組みの中でも、食糧危機と貧困にまつわるものに、本記事では重点的に触れる。