ソラコムは、通信プラットフォーム「SORACOM」を提供するスタートアップ企業。これまでも大型の調達を行ってきたが設立からわずか2年半で急成長し、KDDIが株式を取得し同社のグループとなった。(日経新聞の報道では約200億円で全株取得とされるが確認中)
ソラコムは、これまでNTTドコモの通信回線と基地局を利用することにより、IoT通信サービスの価格破壊をおこなってきた。KDDIとの協業は、2016年から「KDDI IoTコネクト Air」において行われている。基地局利用や回線についての今後の計画は明かされていないが、ソラコムとKDDIがおこなった共同リリースによると、ソラコムのサービスと体制はこれまでと変わらないとしている。
ソラコムの玉川社長はブログで、「今回のアナウンスは、Exitというより、むしろEntrance」と述べており、「Amazonの中のAWSのように、KDDIの中のSORACOMとして」成長をめざすと言う。