「自動運転」や「ライドシェア」の時代に“愛車という感情”が生まれるのか
こうした自動運転の可能性と課題について、ホンダの脇谷氏は、R&D部門として車以外にロボティックスなどの研究も進めている観点から、「技術的な進化とともに『人間の生活』を大切にしています。人間の生活とは経験や感情であり、それらに新たな刺激をもたらすのがAIですが、それだけでは決して十分ではありません。他のコグニティブエリアにおける技術も必要になってきます」と語る。
脇谷勉氏(本田技術研究所執行役員 R&DセンターX センター長)