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ステークホルダーの価値から生み出される「成功するビジネスの本質」とは?

第五回

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プロジェクトの目的

 プロジェクトの目的は最後に書いてもらう記述です。
 たとえば企業デザイン等、なんらかの目的で集まったわけですから、そもそものプロジェクトの目的は皆さん頭の中に置いていることが多いでしょう。ここでは、価値記述を一旦忘れてしまい、そもそもの目的を短い言葉で記述します。例えば図の中の「顧客満足度の向上」などです。プロジェクトの目的は「顧客満足度の向上」のように「○○の向上」、「○○の削減」という言葉やもう少しターゲティングを行い「若手層顧客満足度の向上」という記述を行います

価値記述とプロジェクトの目的との対応をとる

 さて、ここまでできたら、価値記述とプロジェクトの目的との対応関係を取ります。価値分析モデルの構造の図を見てください。価値記述とプロジェクトの目的との関係にアルファベットで対応付けしています。これは、この価値記述はどのプロジェクトの目的と関係しているかを一つずつ話し合います。通常はプロジェクトの目的1つに対してN個の価値記述が対応しますが、たまには、N対Nの場合もあり、その場合は、どちらが重要かという観点でひとつにすることを勧めています。しかし、どちらが重要か分からないケースではそのまま残しても構いません。
対応付けが一通り完了すると「価値記述に合う目的が見当たらない」、「目的に合う価値記述が見当たらない」という2つの現象がでてきます。
 この現象と原因および対応を図に示します。これを皆で議論しながら対応を考えるのです。

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この記事の著者

萩本 順三(ハギモトジュンゾウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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