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ジェネレーティブ デザインとは?

3人のクリエイターが語った「AI x DESIGN」──“人間とAIの協調”から創り出されるもの

第1回

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Autodesk Researchが語る、ジェネレーティブ デザイン

 イベント当日は、パネルディスカッションに先立ち、オートデスクの研究部門 Autodesk Research のマイケル・バーギンが、AI を活用したジェネレーティブ デザインの手法を紹介。柳澤氏は既に、金属 3D プリントによるオーダーメイドのロードバイクフレームの設計などで、このテクノロジーを積極的に活用している。「競技用自転車のフレームのジョイント部分を、チタン合金の 3D プリントで作っています。強度は落とさずに軽くして、接着面積を広げるために、最終的にたどり着いたのが人間の骨の構造でした。これまで人間が行うのは不可能だった複雑な計算が、それをサポートしてくれるようなソフトを作って行えるようになった。もちろん、実地検証やテスト、実環境でのフィールドテストをする必要はありますが、その前のステップとして、新しい選択肢が出てきたなと思っています」。

 AI に対しては、各クリエイターともポジティブな印象をもっている。「むっちゃ楽しいじゃん。やる前から、何怖がっているの?という感じ」と、豊田氏。「僕は、シンギュラリティみたいなことはまったく信じていない。AI もいろんな分野に細分化されていて、それぞれが勝手に進化している。実社会での AI の適応分野という系は圧倒的に複雑なんで、これが総合的に制御できて、あるシンギュラリティを超えて人類に危機をもたらすみたいなことって、多分摂理としてできない。楽観的に、各分野でどんどん使っていけばいい。ただ、小さな分野一つでも十分破壊的にもなりうるとも思うんですけどね」。

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Yutaka Shiozawa(Yutaka Shiozawa)

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