東芝テックとDTSは、東芝テックの店舗システム「PrimeStore」・顧客情報システム「CSdelight」と、DTSの「統計解析・AIでの分析サービス」を活用した、店舗運営業務の省力化実証実験を、ドラッグストアの株式会社ケイポート店舗にて開始すると発表した。従来、担当者が行っていた商品の値決めや販促効果が高い顧客の抽出業務などを、統計解析・AIにて行うという。実証実験では、このような手法で算出した値決めなどの活用による収益の変化を検証する。
ドラックストアの店舗内業務においては、購買実績・販促効果の分析、商品の値決め、販促施策の検討に多くの人手がかかり、業務の省力化が望まれているという。東芝テックは、統計解析・AI 技術を活用してこのような店舗業務を効率化することで、小売業界の課題解決を目指すとしている。