この防災訓練では、アビームコンサルティングは、首都直下地震によって豊洲エリアの高層マンションの住民が被災したケースを想定し、住民によるSNS投稿の訓練を行う。また、投稿されたSNS情報の中から「高度自然言語処理プラットフォーム」を使って地域の被害状況把握や危機対応に必要な情報を取り出す訓練、さらなる地域防災の強化に向けた対応策の検討を支援する。
NECは、自然災害の発生時にSNSから必要な情報を抽出・集約するとともに、直観的で分かりやすく表示するユーザーインターフェースを開発し、「高度自然言語処理プラットフォーム」の強化を目指す。また、リアルな映像で火災と煙を再現した「VR消火体験シミュレータ」を活用し、豊洲エリアの住民を対象に、ヘッドマウントディスプレイや訓練用消火器などを用いた訓練環境を提供する。