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ONE JAPAN濱松さん・山本さんと語った、「脱・世代論」としての“熱量軸”の組織変革とは?

第12回対談ゲスト:ONE JAPAN発起人 濱松誠さん & 山本将裕さん

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“新しいことをやってはいけない空気”を打開したかった

仲山進也さん(以下、敬称略):ONE JAPANの新刊『仕事はもっと楽しくできる』、読ませていただきました。ONE JAPANは、大企業に所属する若手有志のコミュニティですけど、本の副題にあるとおり50社1200人(2018年9月28日時点)になっていると。最初は濱松さんがパナソニックで「One Panasonic」を始めたんですよね。

仕事はもっと楽しくできる仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー
ONE JAPAN(ワンジャパン) ・著/プレジデント社・刊

濱松誠さん(以下、敬称略):はい。2006年にパナソニックに入社して、最初は北米向け薄型テレビのマーケティング部門にいました。その後、インド事業推進に携わったのですが、人事へ転向。それが6年前の2012年のことだったのですが、この時に「社内で若手がつながれる場づくりが必要だ」と感じて若手有志の会「One Panasonic」を発足させたんです。これが社内を中心に3,000人規模まで拡大して、経営層やOBも巻き込むネットワークになりました。自分たちの思いを社外にも伝えていこうと、他社も訪ねて活動していくうちに、同じ思いを共有する仲間が現れて、大企業の若手有志会がどんどんできていったんです。ここにいるモッチャンも、その一人です。

山本将裕さん(以下、敬称略):NTT東日本(東日本電信電話)勤務の山本です。社内で「O-Den」という若手組織を立ち上げました。

濱松:それで、今度は「企業の枠を越えてつながっていこう」ということで「ONE JAPAN」というコミュニティが誕生したんです。

仲山:改めて、集まりの趣旨を伺ってよいですか。

濱松:成熟した大企業の中で何も考えずに過ごしていると、「何もしなくてもこのままでいいんじゃない」という空気に染まりがちですし、なんとなく「新しいことをやってはいけない空気」に飲まれてしまいそうになる。せっかく意欲があるのにも関わらず、巨大な空気の塊の中で、困難や葛藤を抱える若手は多いんですよね。その時の選択肢は3つで「辞める」「染まる」「変える」。3つ目の「変える」の行動に挑める仲間を一人でも増やしていきたいという気持ちだけでやってきました。

濱松誠濱松誠(はままつ・まこと)さん・ONE JAPAN共同発起人
1982年京都府生まれ。2006年パナソニックに入社。北米向け薄型テレビのマーケティング、インドの事業推進に従事した後、2012年に本社人事へ異動し、パナソニックグループの採用戦略や人材開発領域に従事。パナソニック初となる資本関係の無いベンチャー出向を経て、現在は、家電部門にて新規事業を担当する。
本業の傍ら、2012年組織活性化をねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。2016年、NTTグループやトヨタ自動車など、大企業の同世代で同じ課題意識を持つ者たちを集め「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。現時点で50社・1700名の有志が参画。共創や新しい働き方の実現に向けて、取り組んでいる。
日経ビジネス「2017年 次代をつくる100人」に選出。ONE JAPANとして書籍『仕事はもっと楽しくできる – 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー』(プレジデント社)を上梓。

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3・11を震源地付近で体験。「社会に深くつながる仕事がしたい」と“使命”が生まれた

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