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INNOSIGHT流イノベーションの興し方

イノベーションブームは何かおかしい 

第4回

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大企業が破壊的イノベーションに対峙するための
「イノベーション・ロジック」とは?

 国内でデジタルカメラを製造販売している企業は約10社あります。しかし、どこの企業もGoProのようなアクションカメラを生み出すことができませんでした。つまり、破壊的イノベーションは自社で興せなくても、いつかは起きるものです。

 しかし、「ローテク」で「小さな市場」をターゲットにした「理解しにくい価値」を持つようなシーズを、大企業の中で育むことは通常のロジックではできません。新たな経営戦略へのロジック、つまり「イノベーション・ロジック」が必要になります。イノベーション・ロジックのポイントをいくつか紹介すると、以下のようになります。

  • 「破壊的イノベーションは将来確実に起きるもの」という前提に立つ
  • 既存の積み上げによる事業だけでなく「不連続な未来からのバックキャストを行う」
  • 不確実な事業は不確実なまま描き、学習プロセスを織り込む(未知の知)
  • 供給側にとってのロジックである「規模の経済」と、需要側のロジックである「ジョブ」を分けて考える
  • 破壊的イノベーションと持続的イノベーションは異なるプロセスで管理する
  • アイデアは思いもよらないところから出てくるという前提で「柔軟なプロセス」をつくる
  • 小さな市場でも「存在するかどうかを検証するプロセス」を持つ
  • 既存リソースの活用という観点を超えて、「未来に必要なリソースの獲得」という不連続な成長を図る
  • 業務の遂行能力だけでなく、「事業の発見力の高い人材」を採用・育成・登用する

Future Backプロセス ▲図表1 Future Backプロセス

 イノベーションのブームに乗ったついでに、中計のロジックをイノベーション対応にしていきましょう。

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この記事の著者

津田 真吾(ツダ シンゴ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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