ビル管理業務の人手不足、高齢者の見守り、再配達問題等の不動産業界共通の課題解決に向け連携
デジタルガレージは2018年11月より大手不動産・建設・ライフライン企業とコンソーシアムを結成し、「Open Network Lab Resi-Tech」を運営している。5G(第5世代移動通信)時代を見据え、人々の「暮らし」を豊かにするプロダクトやサービスを手がける有望なアーリー・ミドルステージ企業との共創に取り組んでいる。今回、DGとパートナー各社は、複数のパートナーが同時にスタートアップとの実証事業を進めることで、実証事業で確認する仕様の標準化に向けたリードタイムを短縮し、「ビル管理業務の人手不足」、「高齢者の見守り」、「再配達問題」等の不動産業界共通の課題解決を目指すもの。
■パートナー一覧
株式会社コスモスイニシア、株式会社竹中工務店、東急グループ、東京建物株式会社、
野村不動産ホールディングス株式会社、阪急阪神不動産株式会社、三井不動産株式会社
■実証事業概要
『IT活用による集合住宅等の不在時宅配受取の検証』(Yper株式会社)
オートロック集合住宅等での宅配について、不在時の受取手段を提供しサービスの需要および利用満足度を検証する。
『先進技術を用いた、高齢者介護の支援の可能性検証』(Origin Wireless Japan株式会社、Tellus You Care, Inc.)
電波によるセンサリング機器を用いた高齢者の健康状態モニタリングによる、高齢者介護の質向上と効率化の可能性を検証する。
『先進技術を用いた、施設の在籍状況モニタリングによるセキュリティ対策の可能性検証』(Origin Wireless Japan株式会社)
家庭用Wi-FiとAIを用いた夜間のオフィスの在籍状況モニタリングについて、セキュリティ対策としての可能性を検証する。
『建物管理業務における点検および記録報告等の効率化の検証』(株式会社THIRD)
業務支援ITツールの導入により、不動産アセットの管理にまつわるコストが軽減されるか検証する。
『小規模トランクルームサービスの需要及び利用満足度の検証』(データサイエンスプロフェッショナルズ株式会社)
段ボールひとつから利用できる独自集配型トランクルームサービス(収納サービス)について、宅配BOXを備えた集合住宅居住者の需要及び利用満足度調査や、シェアハウス居住者の、サービスの需要及び利用満足度を検証する。
■スタートアップ一覧
■関連サイト
- 阪急阪神不動産株式会社