今回の資金調達により、事業者や自治体のMaaS(次世代移動サービス)事業を支援するソリューション開発を加速し、日本における価値あるMaaSの社会実装に貢献していくという。
資金調達の目的、背景
MaaS Tech Japanは、2018年11月の創業以来、日本における価値あるMaaSの社会実装に貢献すべく、MaaSに関する対外的な情報発信、事業者や自治体におけるMaaSプロジェクト推進の支援を行いながら、MaaS事業を支援するソリューション開発に取り組んできた。
これらの取り組みを進めるなかで、事業者や自治体よりMaaS事業を進める上での課題や自社ソリューションに対するニーズなどの意見から、特にモビリティデータの利活用に関するニーズが多くあったのだという。
今回の資金調達は、そうした意見等を踏まえ、事業者や自治体のMaaS事業の早期実現に貢献するソリューション開発とその実行を担う社員採用強化を行うことを目的としている。
MaaS Tech Japanは今後、さまざまなモビリティデータの利活用による都市・地方の交通最適化実現に向け、事業者や自治体向けに、MaaSによる情報提供や予約決済・機能の統合のみならず、MaaSビッグデータ(移動データ、モビリティデータ)の利活用を可能とするソリューション開発を加速させ、早期提供を目指すとしている。