Sansan Innovation Award 2020は、クラウド名刺管理サービス「Sansan」のユーザー同士の経験・ノウハウや成功した活用ストーリーの共有を活性化させ、企業のデジタル変革をさらに加速させることを目的としたアワード。Sansanを活用して、自社のビジネスや働き方に変革をおこしたユーザー企業が対象となり、「独自性」、「成果・効果」、「社会性・影響力」、「活用方法の再現性」「Sansan Communityへの貢献度」といった項目を基準に選出されている。今回初開催となる。
Sansan Innovation Award 2020 受賞企業と表彰理由
■AGC株式会社 情報システム部 企画管理グループ マネージャー 谷口 達郎氏
- 表彰理由:AGCは、CRM活用や、社員に展開したスマートフォンの活用を目的に、2015年、Sansanを導入。大企業ながら、社内のSansan活用をトップダウンではなく、ボトムアップで広めるなど展開にも工夫を行なった。その結果、1000名を超える社員が、スマートフォンアプリでSansanを活用。働き方を変革している。また、Sansanの導入・定着をきっかけに、同社のクラウド活用も大きく進め、企業文化にも革新をもたらしている。
■トヨコン株式会社 経営管理部 経営管理課 人事広報Gr. 係長 浦部 将典氏
- 表彰理由:トヨコンは、アナログな営業方法からの脱却を目指し、ゼロからのマーケティング機能の立ちあげた同社は、Sansanを2016年に採用。「笑い」で人を巻き込んだり、60枚を超える説明資料で、役員から現場の社員まで、丁寧に説明したり、真摯な努力を行い、クラウドサービスの導入と活用を、社内で推進した。その結果、Sansan とMAツールを組み合わせ、問い合わせ数を、サービス導入前の15倍にするなど、大きな成果を上げられた。
■レノボ・ジャパン合同会社 セールス・オペレーションズ セールス・イネイブルメント プログラム・マネージャー 都留 健司氏
- 表彰理由:レノボ・ジャパンは、M&Aで統合した別部門との名刺・コンタクト情報の共有を行うために、2015年にSansanを導入。導入後は、同社で導入していたSalesforceとの連携にも活用を開始。社員を、「受け取った名刺をただスキャン」というシンプルなメッセージのもと巻き込み、活用を推進した。これらの結果、社員のSansan活用が高まり、Salesforceへのコンタクトに蓄積されたキーパーソン情報は、導入時の10倍以上にもなっている。また同社は、Sansanユーザー限定のオンラインコミュニティー「Sansan User Forum」でも、そのノウハウを積極的にシェアし貢献している。
なお、本アワードの表彰式を5月12日に、オンライン中継形式で実施予定。詳細は後日、オンラインコミュニティー「Sansan User Forum」で報告するとしている。また、第二回「Sansan Innovation Award 2020」の開催も決定。