今回提供を開始する「EDGEMATRIX GK」は、省スペースに設置できるタブレット端末(Edge AI Tablet)を活用し、映像エッジAI(高精細映像を現場で処理できる技術)により、体温計測および顔認証を行い発熱者を特定することができる。
この端末には、サーマルカメラと可視光カメラ、高性能GPUを搭載。ビルのフロアや施設等の出入口で発熱者を検知および特定し、即座にスマートフォンへアラームを通知する。また、複数端末を導入し、クラウド連動することで発熱入場者の追跡も可能となる。
このソリューションは、既に複数の商業施設やオフィスビル等への導入を進めているという。
導入している東京都の「美奈見ここわ保育園」の屋上真導園長は、「登園時に園児の検温を行っています。ご家庭では忙しい朝に検温は大変です。間違った報告をされることもあります。GKでしたら、自動的に一人一人の計測結果を日々記録できるので体調管理がスムーズです。今後はセキュリティにも役立てていきたいです。登園に付き添われる親御さんやスタッフ全員の顔を登録すれば、非登録者を検知することが可能ですから。不審者の早期発見につながります」と話した。