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電通デジタル、アジャイル型のUXデザインアプローチでDXを推進する新規事業開発支援サービスの提供開始

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 電通デジタルは、企業のDX推進に向けた新規事業開発において、アジャイル型のUX(ユーザー体験)デザインアプローチで支援するサービス「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB」の提供を開始した。

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 本サービスは、企業のDX推進人材育成も踏まえ電通デジタルとクライアント企業とで協働チームを組み、スキルトランスファーも進めながら、顧客価値探索から体験設計、MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)創出までの一連のアジャイル型開発プロセスを、全てオンライン上にて一気通貫で実行するもの。

 電通デジタルでは、AIエージェントを活用したIoTサービスの開発やセルフサービス型次世代店舗実証実験など、様々な企業のDX推進支援を通して培ったUXデザインの専門性と知見を活用し、本サービスの提供を開始することに至ったと経緯を述べている。

 具体的には、次のようなプロセスで、顧客価値探索、体験設計、アイディエーション、プロトタイプ開発、実用可能レベルなMVPプロダクト構築までの一連のアジャイル型開発を、3~6か月の短期間でオンライン上にて実施する。

1:Co Empathy=「顧客課題・インサイト」を見つける

 ステークホルダーや有識者へのヒアリング等を通して、課題仮説・ターゲットユーザーを設定。ユーザーインタビューや行動観察を実施し、調査結果をカスタマージャーニーマップなどのフレームワークに落とし込み、重点課題を特定する。

2:Co Creation=「価値あるソリューション」を創る

 チームでのワークショップを通じて重点課題に対するソリューションのアイデアを創発。ソリューション案をもとにプロトタイプを作成し、ユーザー調査によって有効性を検証する。

3:Co Execution=「MVP」を作り、市場に投入する

 検証をもとに、ユーザーが実際にプロダクトを使用できるMVPを開発。随時ユーザーからのフィードバックを反映し、プロダクトの改善を繰り返す。アジャイル開発については、外部パートナーとの協業も予定。

 また、電通デジタルの各領域の専門家とクライアント企業のメンバーが協働チームを組成してプロジェクトに取り組むことで、実践を通じたスキルトランスファーを行う。具体的には電通デジタルのUI/UXデザイナー・コンサルタントが一連のUXデザインのトレーニングを座学およびOJTで行い、アジャイル開発をUXデザインアプローチで行う方法論とプロセスの浸透を総合的に支援する。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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