今回導入する「AI-Order Foresight」は、販売実績・気象情報・企画情報などの各種データを元に、小売店舗における日々の商品発注数を自動算出するサービス。現在、ライフコーポレーションの240店舗以上で稼働しており、日配品発注業務を年間15万時間削減できることを確認している。
「AI-Order Foresight」は、作業負荷・難易度の高い業務の自動化により、従業員の経験やスキルに依存しない店舗運営や、機会ロス・廃棄ロスを削減することができる。また、従来の自動発注システムは精度維持のため人による日常的な予測モデルチューニングが必要だったが、AI自動チューニング機能により、メンテナンスフリーでの自動発注運用が可能となる。
日本ユニシスとライフコーポレーションは、「AI-Order Foresight」導入により、対象商品の発注作業時間の5割超である年間20万時間の削減を目標とし、その時間を活用して、来店客対応や売場メンテナンスの強化をはかり、顧客満足度の向上と従業員の働きやすい環境の構築を目指すとしている。