村田製作所とACCESSは、国内製造業が抱える課題に対して、村田製作所の製造業におけるノウハウとACCESSのDX・IoT分野におけるコンサルティングおよびソフトウェア開発力を融合し、現場主導型の改善活動を後押しするものづくり支援ツールを展開していくという。
JIGletは、
- 作業ランプの点灯・消灯を検知する「照度デバイス」
- ボタンを押して数をカウントする「ボタンデバイス」
- 任意の作業時に操作して時間を記録する「サイコロデバイス」
の3種類のデータ通信SIM内蔵センサーデバイスがあり、指1本で操作可能なデータ収集と可視化用画面、通知用チャットアプリで構成している。これらを用途により組み合わせて使うことで、ITの知識がない製造現場の担当者でも、簡単に設備や人の状態を記録・蓄積して工程のばらつきやムダをグラフで見える化でき、様々な改善活動や課題解決に活用することが可能となる。
両社は、今後も市場ニーズに対応したソリューション開発に取り組み、製造業に限らず、同様の課題を有する他業界のDX化の推進に貢献していくとしている。