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コロナ禍での世帯収入増加の理由は「転職」、世帯収入減少の理由は「給料減額」「ボーナスカット」

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 エイチームのグループ会社でエイチームフィナジーは、20代から50代の既婚男女419名に、「新型コロナウイルス感染症の流行後の家計の意識調査」を実施。調査結果から、新型コロナウイルスの影響によって世帯収支やお小遣いが変化し、各家計や個人のお財布事情に様々な影響を与えていることがわかった。

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 この調査で「新型コロナウイルスの影響で家計にどのような変化がありましたか」という質問から、「ややゆとりがなくなった」「かなりゆとりがなくなった」と感じている人が約半数の49.9%いることがわかった。その一方で、「ゆとりができた」「ややゆとりができた」と感じている人も17.7%いることもわかった。

 次に「新型コロナウイルス流行前と比較し、世帯全体の収支に変化はありましたか」という質問では、収支ともに約50%は「変化なし」と回答している一方、収入に関しては「増加」9.5%「減少」36.8%、支出に関しては「増加」35.6%、「減少」16.2%という結果になった。

 収入が増えた人にその理由で1番多かったのは「転職した」、続いて2番目に多かったのは「昇進した」という結果だった。

 収入が減った理由では「月々の給料が減額された」が最多の51.3%、次いで「ボーナスがカットされた」という回答が40.3%という結果だった。また、「職を失った(配偶者含む)」との回答が13.6%いることもわかった。

 増加した支出の内訳は「食費」が75.8%、次いで「光熱費」が64.4%、「通信費」16.8%だった。「その他」の回答の中には、「マスク」や「衛生管理品」といったコロナ関連の支出も見られたという。

 減少した支出の内訳は最多の「交際費」が75.0%、続いて「交通費」54.4%、「食費」が42.6%という結果だった。

 家計を見直すための取り組みとしては、「変動費の見直し(食費)」が61.5%で最多に、昨年3位だった「固定費の見直し(通信費)」が今年は2位の回答数となった。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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