セールスフォース・ジャパンは、東京海上ホールディングスおよび東京海上日動火災保険との戦略的提携を発表した。

　AIとデータを活用した顧客体験の向上と、顧客起点の業務プロセスへの変革を推進している東京海上グループ。その一環として、東京海上日動の代理店システムやコンタクトセンターシステムなどに「Financial Services Cloud」や「Data Cloud」などのSalesforce製品を活用している。

　今回の提携にともない、セールスフォース・ジャパンでは専門人材による支援を通じ、次の主要領域で協力することを想定している。

顧客体験の向上

　AIを活用したコンタクトセンターの構築により、保険の契約からアフターサービスまでシームレスな体験を提供。パーソナライズ提案や予測型サービスを提供し、顧客一人ひとりに最適な保険商品やサポートを、必要なタイミングで案内可能にする。

AIを前提とした業務プロセスの再設計

　営業課支社、代理店、コンタクトセンターなどの主要業務において、AIおよびデータの活用を前提としたプロセス設計を共同で推進。業務の標準化・効率化を図るとともに、顧客接点の質を向上させる。

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