資料のドラフト(手書き)前に知っておくべき3つのこと
前回、手書きをする際に知っておくべき3つのことを説明いたしました。
- スライドの3つの要素
- 3つの流れを意識する
- 3ステップで徐々に作る
「スライドの3つの要素」とは、「タイトル」「メッセージライン」「パーツ」のこと。「3つの流れ」とは、「全体の流れ」「ページ間の繋がり」「ページ内の繋がり」のこと。「3ステップ」とは、「タイトルレベル」「視点レベル」「配置レベル」のことです。
前々回の記事と同じ事例を使い、もう少し具体的に「3ステップで徐々に作る」の進め方を説明します。
- 段階1:タイトルレベル(タイトルだけ書いた資料)
- 段階2:視点レベル(視点レベルのメッセージラインとパーツを書き込む)
- 段階3:配置レベル(パーツの配置が分かるようにする)
【ケーススタディ】資料作成の手書きステップ
入社3年目のAさんは、次年度の広告予算の承認を部長から得るため、資料を使って説明することになりました。今回の会議で、広告効果があることを納得させなければなりません。残念なことに一度説明に失敗しています。後がありません。
Aさんは、以下のようなスケルトン(骨子、章立て)を作りました。
このスケルトン(骨子、章立て)を用いて手書きのドラフトを作り上げていきます。