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DNP、需要予測を支援する「予測AI機能」を「DNPマーケティングクラウド」に拡充

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 大日本印刷(DNP)は、過去の実績に基づく将来の製品・サービスの需要等の予測分析を支援する「予測AI(人工知能)機能」を開発。「DNPマーケティングクラウド」にこの機能を追加し、2021年5月に提供を開始する。

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 今回追加した新機能により、従来は専門家やデータアナリストが行ってきた分析に必要な予測モデルを自動的に構築することで、機械学習やプログラミングなどの専門知識がない担当者でも簡単に予測分析できるようになるという。「DNPマーケティングクラウド」との連動によって、データ収集から予測、最適な施策立案まで一貫して行い、企業のマーケティング活動の効率化や新規事業の創出につなげいくとしている。

予測AI機能の特長

1.専門スキルがなくても簡単に予測モデルの作成が可能

 直感的に使えるユーザーインターフェース(UI)で予測分析に関するデータを操作できるため、機械学習やプログラミングの専門スキルがない担当者でもデータから予測分析に必要な予測モデルを簡単に作成することができる。

2.精度の高いスピーディーな予測分析を実現

 「予測AI機能」に「DNPマーケティングクラウド」のデータプレパレーション機能を連動させることで、予測分析に必要なデータを整形することができる。整形したデータの差し替えも簡単に実行できるため、迅速に精度の高い予測分析を実現する。

3.専門コンサルタントが予測分析の導入・活用までを支援

 企業がこれから予測分析に取り組む場合でも専門的なスキル・ノウハウを持ったDNPのコンサルタントが、予測AIの導入や活用に必要となる予測前のデータ準備や分析した需要予測などを基にした具体的なマーケティング施策の策定までを支援する。

4.各業界での多様な用途で活用が可能

 メーカーや流通・小売業界では、商品の需要予測、顧客の購買行動、来店客数等の予測分析などに活用することができる。また、金融業界では、サービス解約率、適切な融資額の予測分析などに活用可能となる。その他、幅広い業界の多様な用途で有効に活かしていくことができるという。

 DNPは、このサービスをメーカー、流通・小売、金融や生命保険の企業等へ提供するとともに、予測分析の結果に基づく改善策の策定・実施なども支援して、2025年度までに関連サービスも含めて6億円の売上を目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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