「Platea Banking」は、NTTデータと海外グループ会社のeverisが共同で開発したプラットフォーム。銀行の既存システムのデジタル化やセカンドバンク立ち上げに向けて、プラットフォームを構築することを支援する。このサービスには、オンボーディング(顧客開設)やペイメント、レンディング、デジタルウォレットなどの銀行の各種機能が含まれる。柔軟性が高いクラウドネイティブのアーキテクチャーで構築しているため、特定のベンダーに縛られることなく、金融機関独自のデジタルサービスを拡張していくことができるという。
また、銀行や金融機関、事業法人の顧客による新たなデジタルバンキングサービスの立ち上げ、ならびに銀行の基幹系システムから戦略的業務を切り出してビジネスアジリティーを高めるといった既存業務の変革を支援する。
NTTデータは、「Platea Banking」を現在のターゲットである欧州や南米だけでなく、北米その他の地域に対しても提供を予定している。顧客のデジタル変革をサポートし、ビジネスチャンスの多様化やビジネスサイクルの迅速化が進む市場環境における顧客の競争優位性の確保を支援するとしている。