昨今のフードデリバリーサービスの新規利用者が急激に伸びている状況に応え、21年度末(2021年9月末)には、全都道府県にデリバリーのサービスを導入する見込み。この成長の背景には、参入当初からパートナーシップを組んできたフードデリバリーサービス「Uber Eats」との引き続きの協業と、2020年10月に北海道でトライアルをスタートした北欧・フィンランド発のフードデリバリーサービス「Wolt」との提携スタートがあるという。それぞれの地域で強みのあるプラットフォーマーとパートナーシップを組むことで、店外においても、お気に入りのコーヒーやフードを利便性高く楽しめるよう、デジタルを活用したリテイル革新に取り組んでいくと述べている。
デリバリー限定での提供メニュー
現在、スターバックスのデリバリーサービスでは、本格的なスターバックス体験を提供するため、取り扱い商品を継続的に拡充。ドリップ コーヒーやエスプレッソビバレッジ、一部のフラペチーノといったドリンク、サンドイッチやスコーンなどおなじみのフードに加えて、スターバックス ヴィアなどの家庭向けのコーヒー豆や紅茶類までカバーしている。その他、定番や季節限定のメニュー、デリバリー独自のセットメニューのデリバリーが可能になっている。また、ドリンクはカスタマイズにも対応。2021年5月26日(水)以降、デリバリー限定のセットメニューなどの提供を開始する。