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「2045年問題」の時間軸を再考する-心のリバースエンジニアリング

書評:『フューチャー・オブ・マインド』

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“心の工学的利用”が引き起こす「技術的特異点」

 21世紀は「生物学の世紀」と言われる。しかしそれも前半だろう。世紀の後半には、科学の最重要テーマは「心」や「意識」を取り扱うものになるかもしれない。生物学が肉体、つまり我々のハードウェアを解明するものであるとして、その次にソフトウェアの時代が来るのだ。これは、IT革命で起きたのと同じだけの変化が、我々自身にも起こりうることを示している。

 本書では、いずれ「心のリバースエンジニアリング」が完了し、我々が1ゼタバイトの「情報」として肉体を離れる未来を予想している。肉体の制約がなくなり、ただの情報になってしまえば、長い時間をかけて恒星間を旅することも難しくない。新しい器に入れ替えてもいいし、レーザ通信で送ることも可能だ。

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弦音 なるよ(ツルネ ナルヨ)

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