Ensōラボでは、NTTデータによる5Gを活用した企業向けの共創環境の構築と、NECとNTTで研究開発を進めているO-RAN仕様に準拠したNECの基地局装置を追加設置し、マルチベンダによる5G環境の整備を実施。企業は、この新しいEnsōラボを活用することにより、O-RAN仕様準拠の5G基地局を活用したデモの構築や、固有の要件に応じたアプリケーションのプロトタイプ開発などが可能となる。
3社は共創活動の第1弾として、欧州の自動車関連産業をターゲットにO-RAN仕様準拠の通信機器等の5Gインフラから、アプリケーションまで含めたソリューションを開発し、事業化を目指す。さらに、グローバル市場や自動車産業、製造業以外の産業向けにも、日本で既に実施しているローカル5Gの豊富な実績および、そこで得た知見やユースケースを活かし、新たなソリューションの創出を目指すとしている。