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富士通、生産準備支援ツールの新バージョンをリリース 製造現場のDXを推進

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 富士通は、デジタルプロセスが開発した、製造業における生産準備業務のデジタル化支援ツール「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA デジタル生産準備 VPS(以下、VPS)」シリーズの新バージョンを、6月30日より販売した。

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 このバージョンでは、製造現場での試作や、工程計画などの生産準備業務において、3Dデータを生産工程情報に紐づけた、3D Bill of Process(以下、3D-BOP)の作成機能を強化している。具体的には、工程ブロック図に機械の配置や作業手順などを、図形描画や画像挿入でわかりやすくビジュアル化する機能や、複数の仕様を持つ製品の製造ラインで、共通仕様部分の作業データを一元化する機能などを強化したという。これにより、製造作業のミスや、共通作業の手戻り削減が期待できる高精度な3D-BOPを、スピーディーに作成することができる。

 富士通は、「VPS」を通じて、設計から製造現場までをデジタルデータでつなぎ、ものづくりのDXを推進。また、リモート環境での業務推進など、ニューノーマルにおける製造現場での働き方を支援する。また、生産性や品質の向上、多様な視点からのイノベーション創出など、SDGsの達成へも貢献していくという。

新バージョンの特長

 製造現場をより忠実に表現した3D-BOP作成ツール

 3Dデータ上で製造工程の検討を行うための3D-BOP作成ツール「VPS Standard」、「VPS Manufacturing」において、新バージョンでは、工程ブロック図上で機械の配置や作業者動線、作業手順などを付記するための、図形描画や画像挿入のほか、スナップショットや工程ショット上での工具の表示、溶接形状や補材、治工具などの形状を簡便に作成する機能を拡充。製造現場に即した、よりビジュアルな3D-BOPの作成を可能にする。これにより、組立作業順や治具の使用方法における作業ミスを減らし、より歩留まりが高い生産を実現する。

タイトル

 データの一元化により作業効率を向上した製造ライン工程計画ツール

 3Dデータ上で製造ラインの工程計画を検討するツール「VPS GP4」において、共通する作業と仕様が異なる作業を混在させて、一つのデータで表現できるようになった。これにより、共通作業に変更があった際、一つのデータを修正するだけで済むため、作業時間が削減できるほか、それぞれの手順の比較検討がしやすくなるため、生産ラインの評価値を見比べながら、合理的な改善策を適用できるようになる。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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