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大日本印刷とユーハイム、フードロス削減に有効な商品販売システムの実証実験を開始

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 大日本印刷(DNP)は、生活者からの事前の注文に応じて出来立ての食品を提供する、フードロス削減に有効な商品販売システムの実証実験をユーハイムとともに9月8日~27日に実施する。

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 DNPとユーハイムは、DNPが提供する「需要を把握・管理できる仕組み」と、店舗の「バウムクーヘン専用AIオーブン『THEO』(テオ)」を連動させて、最適なタイミングで、職人と同等の品質で商品を焼き上げる実証実験を開始する。今回の実証実験を通じて、生活者に新しい販売方法を周知するとともに、受注生産によるフードロス削減の効果や有効性について検証していく。

 DNPは、この実証実験を通じて「需要を把握・管理できる仕組み」に対するニーズや機能の検証を行い、需給の最適化によるフードロス削減を実現するシステムの開発と事業化を進めていくとしている。

実証実験の流れ

  1. 店舗側で、予約販売する商品(バウムクーヘン)の情報をDNPが提供するシステムに登録する
  2. 生活者は、専用Webサイトで登録商品を閲覧して、購入したい商品や受取時間を予約画面で指定する。店内のポスターや販促物等に掲出するQRコードのほか、メール案内等で専用Webサイトに誘導し、生活者に対して新しい販売方法の周知を図っていく
  3. 予約した受取時間に合わせて、「バウムクーヘン専用AIオーブン『THEO』(テオ)」が自動で商品を焼き上げる
  4. 生活者は、店頭で待つことなく、出来立ての商品をスムーズに受け取ることが可能となる。店舗側は、販売機会を失うことなく、出来立ての商品を提供することでサービスの向上を図る。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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