ドコモやリクルートと連携しBaaSを推進。「世界が進むチカラになる」ために
続いて、「BaaS（Banking as a Service）」の推進について紹介がなされた。MUFGにおけるBaaSとは、外部事業者の持つ顧客基盤や金融データへのアクセスを確保しつつ、MUFGが金融機能を提供することによって外部事業者の事業を推進する「Win-Win」モデルだという。「三菱UFJダイレクト」や独自アプリのUI／UX向上は継続的に実施するものの、銀行機能だけでは面白みに欠け、かつ消費行動のフロントはGAFAを含めた様々な事業者やプラットフォーマーが占めていることから、外部事業者との連携によって顧客に「新たな体験」を届けようというものだ。またデータマーケティングとしても、パーソナライズされたリコメンドが常識となっており、外部事業者と日常生活の中で顧客に合った新たな金融サービスを届けることを意図している。
BaaSについては次の2つが具体例として紹介された。