今回取得した特許は、チップの送金に限るものではないため、振込などの送金や物の配送などさまざまなシーンで活用できるという。今後は、特許を有効に活用し、ユグドアのサービス充実を図っていくとしている。
なお、この特許は産業競争力強化法で定められた「特許料等の軽減措置」制度や早期審査請求制度を活用して取得したものだという。この制度は、需要の算出も困難ななかで、少ない予算配分でイノベーションをめざすサービスやベンチャーにとって有意義だとしている。
ユグドアのサービスは、ホームページアドレスさえわかれば、どのホームページへもチップの送金依頼が可能なため、世の中にある1兆を超えるホームページ全てを送金先として利用可能なもの。
このサービスは、ブログ等に記載されたエンターテイメント性のある情報や動画等に対してチップを送金できるだけにとどまらず、お気に入りのホームページの応援や、震災復興計画への応援等、ホームページの内容によってチップの性質を変えられることが特徴だという。
受取側から見ても、ホームページの準備とユグドア上で簡単な数ステップの手続きを行うだけで、チップの受け皿を作ることができるため、コンテンツ制作のみに集中することができるという。