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事業開発、組織変革のためのフィールドリサーチ

「わかった」で終わらせない「実現する」リサーチへ──文化人類学者が“現場”に入り込むことの真価とは?

第1回

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フィールドワークと他のリサーチ手法との違い

 では、ビジネスの現場における文化人類学的な調査とはどのような手法なのでしょうか。代表的なのはフィールドワークです。ご存じの方も多いかと思いますが、「フィールド」という語が示すとおり、現地に赴いてユーザーや従業員といった調査対象者の様子をつぶさに観察することで、彼ら/彼女らの行動と、その背後にある心理や動機を明らかにしていきます。

 例えばスマホの使い方についてのフィールドワークでは、「スマホを一時間に何回触ったか」とか、「どのアプリを開いたか」といった明示的なことだけでなく、「通知が鳴っていないのにスマホを触るのはどんなタイミングなのか」「通勤中しか開かないアプリがあるようだがなぜか」「調べ物をするときPCとスマホの使い分けはどうなっているか」など、行動の表面的なチェックからは見えてこない部分にも注目することになります。このように、もともとのリサーチ・クエスチョンに留まらず、じっと観察している中で生まれてくる様々な疑問を掘り下げる形で、対象者の行動を泥臭く、多角的に分析していくのが文化人類学的なフィールドワークです。

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この記事の著者

大川内 直子(オオカワチ ナオコ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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