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東急ら3社、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」構築 2月より東急線沿線にて運用開始

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 東急は、物流不動産の所有・運営・開発企業であるプロロジス、および共同配送管理システムと物流サービスを提供するウィルポートと協業し、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を構築。東急線沿線エリアにおいて、2月1日から運用を開始する。

 同サービスは、プロロジスがラストワンマイル拠点(配送拠点)の整備・運営ノウハウを提供し、ウィルポートが「共同配送管理システム(TMS)」を開発・提供。そして東急が、既存配送拠点および「東急ベル」のスタッフによる配送を提供するものだという。

 同サービスで利用するTMSは、ドライバーの空き状況確認や配車に加えて、ドライバーの技能、研修履歴、車両整備状況などを一元管理するクラウドシステム。各ドライバーの配送状況をリアルタイムに把握し、配送技術を評価(配送品質の見える化)することで、適切かつタイムリーな配車と、配送品質の向上が可能だとしている。同システムを活用し、将来的には「個宅向け配送混載モデル」によって、ラストワンマイル圏における配送効率の向上を図るという。

 今後は、東急線沿線エリアでの実運用をモデルケースに、各地域の配送プロバイダと連携し同サービスを全国へ拡大していく予定。協業によって、物流業界全体が抱えるドライバー不足などの課題を解決し、地域での効率的な配送網の確立を目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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