SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

EdTech 2.0:教育×テクノロジー

教育とテクノロジーの溝を埋める「ブリッジEdTech」と「場づくり」

連載「EdTech 2.0:教育×テクノロジー」 第3回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

「大きな谷」は、教育者とサービス開発者の間にもある

 昨今のテクノロジーをベースとしたイノベーションは、すべての業種・業態に及んでいます。もはやIT業界というものは存在せず、あらゆる業界にテクノロジーが横串に通っている状態です。つまり、すべての人の共通スキルとしてITリテラシーが必要になると考えていますが、教育業界においては、「教育の分かる開発者」や「テクノロジーの分かる教育者」が圧倒的に少ないように感じています。ここにも大きな谷があり、これが教育の情報化、IoT化が進まない理由だと思います。

 私は、毎年3月にテキサス州オースティンで開催される「SXSWedu(サウスバイサウスウエストの教育部門)」という、EdTech系のカンファレンスに参加しています。オースティンは、シリコンヒルズと呼ばれ、西海岸のシリコンバレー、ニューヨークのシリコンアレーと並んでベンチャー企業育成が盛んな街です。6000人の参加者の多くは教員や教育関係者で、毎年、最先端の議論や展示が行われています。
 そこで、「Startup Crawl」といって、SXSWedu参加者たちが地図を片手に、街に点在するベンチャー企業を訪問するという非公式プログラムを見ました。このプログラムでは、多くの教育関係者とベンチャー経営者やエンジニアが交流し、お互いの立場から意見を交わしていました。こうした接点づくりがあって、教育イノベーションのタネが生まれてくるのだと実感しました。
 アメリカ最大級のEdTechメディアであるedSurgeも「Tech for School Summit」という教育者とEdTechプレーヤーの交流を図るカンファレンスを全米各地で開催しています。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
EdTech 2.0:教育×テクノロジー連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング