失敗よりもその経験を評価する仕組みを確立させる
現在の日本においては、起業に対してリスク意識が高く、開業率が中々上がっていかないという課題があります。失敗する恐れがあるため、リスクをとることに対する不安や懸念が高いのです。
私は、そうした不安を少しでも解消するエコシステムの存在こそが、次の時代に向かうために欠かせないと考えています。たとえば、起業するも事業を拡大することができず、数年後に会社を閉じた人がいたとします。その人に“失敗した人”という烙印を押すのではなく、経験を評価して次のキャリアへと繋がる仕組みが必要なのです。市場全体の中で、固有の経験、スキル、キャリアが次へと繋がっていく仕組みを、札幌市の中に落とし込み、確立していく。それが次のチャレンジだと思います。