SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

出光興産とソーラーフロンティア、太陽光発電量予測サービスを7月より提供開始

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 出光興産と同社の子会社であるソーラーフロンティアは、太陽光発電量予測サービス「フロンティア フォーキャスト」を7月1日から提供開始する。

 同サービスは、太陽光発電所における発電量を予測し、自動でサービス利用者に報告。サービス開発において、出光グループが保有する発電所のビックデータと、太陽電池モジュール特性に関する知見を活かすことで予測精度の向上を実現したという。

 発電データにおいては、気象条件の異なる地域の検証用サイトを使用し、複数の太陽電池モジュール種類の特性を学習。そのため、過去予測実績など学習データがない稼働初期の太陽光発電所においても高精度の予測が可能だという。また、出光興産独自のアルゴリズムを用いており、太陽電池モジュールの諸特性に加えて、周囲環境および建物の影の影響を反映した工学モデルだとしている。

発電量予測サービス「フロンティア フォーキャスト」の利用イメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]
発電量予測サービス「フロンティア フォーキャスト」の利用イメージ
[画像クリックで拡大表示]

 なお両社は、出光興産が商用化に向け実証しているエネルギーマネジメントシステム向けに発電量予測サービスを提供する一方で、6月1日から実施している出光興産福岡油槽所(福岡県福岡市)と、九州域内の太陽光発電所を連携した自己託送実証でも同サービスを活用しているという。

 両社は今後、発電量予測サービスにとどまらず、エネルギーマネジメントシステムのインフラとして求められる機能への研究・発展を進めるとともに、再エネ電源の最適運用を推進。太陽光発電の主力電源化と脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング