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TKP、イノベーションロードマップを策定 貸会議室の顧客ポータル提供や収支分析の高度化を図る

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 ティーケーピー(TKP)は、データドリブンな事業運営を加速させるためのDX戦略として、「TKPイノベーションロードマップ」を策定した。

 同社は2021年10月より「TKP IT推進プロジェクト」を発足し、DX戦略の検討を進めてきた。今回策定したTKPイノベーションロードマップは、以下3つのフェーズに分けられているという。

①2022年~2023年(進行中)

案件管理システムおよび会議室予約システムのリニューアル

  • 案件進捗管理/営業活動の見える化
  • 会議室予約プラットフォームの利便性向上
  • マーケティングオートメーションツールの運用開始
②2023年~

顧客ポータルシステムの開発

  • オンデマンドで会議室を検索・予約可能なシステムの開発
  • イベント情報を管理できるサイト/アプリの開発
③2024年~

収支分析の高度化

  • 不動産市況データと販売データを融合させ、経営の効率化を図る

 貸会議室の案件管理システムを刷新・整備し、顧客ポータルが提供可能になることで、会議室の検索・予約や案件管理を顧客自身で実施できるようになるという。

 また、Salesforce Service Cloudなど各種SaaSを活用し、顧客・販売データや施設の収支データ、不動産市況のデータを蓄積・統合することで、繁閑に応じた価格設定が可能に。年間を通した稼働の平準化を図りながら、バックオフィスの業務を効率化し、付加価値の高い新規サービス展開を実現していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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