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IPC、日本の自動車業界の品質概念・要求事項などを国際規格に反映するため委員会タスクグループを発足

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 ジャパンユニックス、およびエレクトロニクスの国際標準化団体であるIPC Asia Pacificは、日本で初となる国際規格開発委員会タスクグループの結成を発表した。

 同委員会は、グローバルで活動を行う7-31BV:IPC J-STD-001/IPC-A-610 Automotive Addendum(はんだ付けされる電子組立品の要求事項および電子組立品の許容基準 ~車載用途向け追加規格~)のジャパンリージョナルグループとして活動するという。

 自動車用途向け追加規格には、自動車業界が要求するエレクトロニクスおよび電子基板の高信頼性を満たす、品質要件と工程規格が掲載されている。自動車業界が求める高信頼性エレクトロニクス製品の工程管理と組立を実現するには、「IPC J-STD-001:はんだ付けされる電気および電子組立品に関する要求事項」と「IPC-A-610:電子組立品の許容基準」の基本規格に加えて、あるいは代替して同追加規格の使用が要求されるとしている。

 今回結成されたIPC日本委員会タスクグループは、日本の自動車産業の意見を国際規格へ提案していくために結成された。日本で自動車業界のエレクトロニクス製造に関わる人の意見や、改善提案を募集。日本の自動車業界の声を聞き、IPC7-31BVグローバルタスクグループに提案することで、日本企業の品質概念や要求事項を反映していくことが目的だという。

 なお、IPC日本委員会は以下の参加企業で構成されている(2022年7月1日時点)。

  • 委員長:東海理化
  • 副委員長:トヨタ自動車
  • 委員:デンソー、アイシン、日本精工、パナソニック オートモーティブシステムズ、シークス、オムロン、NECプラットフォームズ、日本航空電子工業、千住金属工業、日本スペリア社、タムラ製作所、ハリマ化成グループ
  • アドバイザリーボード・オブザーバー:大阪大学産業科学研究所フレキシブル3D実装協働研究所、宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 事務局:ジャパンユニックス

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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