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なぜ積水化学はDXの第一歩として購買改革に取り組んだのか──変革を現場に浸透させる工夫と成果

「COUPA Japan Symposium 2022」レポート

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購買改革の第一段階の具体的な取り組みと成果

小関:DXという長期的な取り組みのスタート地点として購買を選ばれたということですね。購買改革の取り組みについて具体的に教えてください。

高原:ガバナンスの強化は絶対として、DX原資の獲得という目的もあったので、間接材購買金額の5~10%削減を最初に掲げました。そして、即効性のある施策の実施とデータの蓄積のために「カタログ購買の推進」を始めます。これは、積水化学グループのスケールメリットを活かし、できるだけ安く効率的に購買を進めるための取り組みです。現在はまだカタログ購買でデータを蓄積している段階なのですが、十分なデータが蓄積されると、全社でのデータを用いた「比較購買」が実現すると考えています。データで比較することで、適正価格となるよう交渉できるのではということです。そして、購買改革の最終段階として「集約化」を目指します。これは、小さな部品まで仕様や品番を統一・集約していくことでさらに交渉力を強化したり、集中購買によって管理・統制を強化したりすること企図したものです。

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梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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