東京海上ホールディングスとSkyDriveは、「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けて、新たなリスクに対応する保険商品・関連サービスの開発を目的とする資本業務提携契約を締結した。
両社はこれまで、空飛ぶクルマの実用化に向けた協議や実証実験を続けてきた。同締結により、以下をはじめとした様々な取り組みを共同で推進。空飛ぶクルマの社会実装という社会課題の解決に向けて取り組んでいくという。
具体的な取り組みは以下のとおり。
- 安全運航確立に向けた取り組み:2022年度に開始している航路のリスク評価を含む、安心・安全な運航の実現に向けたリスクアセスメントを共同で実施。また、運航事業者向けに、離着陸場のリスクアセスメントや航路設定などの空飛ぶクルマ運航事業のリスクコンサルティングサービスも共同で開発
- 空飛ぶクルマ保険の開発:2025年の空飛ぶクルマの運航事業開始に向けて、SkyDriveの知見も活用して空飛ぶクルマ向けの保険を開発する
- 社会受容性向上・安全啓発活動に向けた共同取り組み:2021年度より開始している事業化候補地域における空飛ぶクルマの社会受容性や事業性の調査を進め、2023年度から2024年度には地域住民や社会全体に対する安全啓発活動を共同で実施する