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NTTデータとSMBCCF、ローン申込から契約までのプロセスを共通化するプラットフォーム提供を決定

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 SMBCコンシューマーファイナンス(以下、SMBCCF)とNTTデータは、2023年9月にローン業務全般のデジタル化を支援するプラットフォームの提供を開始する。

 このサービスは、金融機関の個人ローン利用者、金融機関や保証会社に対し、個人ローンの申込から契約締結までに必要となる各種機能をSaaSで提供するもの。このサービスによる利用者の利便性向上および、ローン申込の成約率向上に寄与するという。代表的なメリットは以下のとおり。

1.Web上で申込から契約締結までを完結

 個人ローンの申込から契約締結まで、すべてWeb上で完結させる機能を提供する。また、eKYCによる本人認証も標準搭載し、スマホ1台で利用者の申込が完結する仕組みを提供する。

2.プラットフォームをHUBとした保証会社とのデータ連携

 サービスをHUBとすることで、現在FAXが主体となっている各金融機関と保証会社間のやりとりのデータ伝送化による業務効率向上を実現する。

3.自動リトライ機能

 金融機関では、利用者の資金ニーズに幅広く応えるため、1つの個人ローン商品に対して、保証会社A、保証会社Bといったように、複数の保証会社と提携しているケースがある。この保証会社Aの結果を確認し、保証会社Bに依頼する自動リトライ業務をこのサービスがシステム的に対応することで、迅速な審査体制を構築する。また、これまで1つの保証会社しか提携のなかった商品へ保証会社の追加が容易となることで、ローン審査の成約率向上に貢献する。

4.顧客コンタクト支援

 利用者からの個人ローンの申込に伴い、Web上に開設する「マイページ」を通じて、利用者に対して入力不備や必要書類の再提出等の事務連絡が可能となる。旧来、利用者とのコミュニケーション手段は電話・郵送・来店・FAXだったが、Webを活用することにより、物理的・時間的な制約から解放され、業務効率化に繋がり、利用者の利便性も向上する。

サービスの全体イメージ
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 両社は今後、アプリ機能の提供、カードレスや他行口座における借入・返済を実現するデジタルカードローン機能、デジタルマーケティング等、追加機能・サービスの提供に向け機能を拡張していくとしている。

将来的なロードマップイメージ
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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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