大日本印刷(以下、DNP)は、steAmと協同で、カンボジアのプノンペン日本人学校と徳島県上板町立高志小学校をつなぎ、メタバース空間で国際交流を通した子どもたちの学び合いの可能性を検証する実証実験を実施した。
同実験では、DNPが構築し京都市が提供するメタバース空間「京都館PLUS X」を活用して、両国の子どもたちがそれぞれの地元を紹介するプレゼンテーションを実施。京都の魅力に触れながら、2回に渡って交流を深めたという。
実証実験の実施内容は以下のとおり。
1日目
- 双方で「京都館PLUS X」内の実証空間に接続
- 京都市より「京都館PLUS X」や京都について紹介
- 両国の児童がそれぞれ10分程度、ポスターを使って日本語で地元を紹介
2日目
- ボイスチャット機能を活用して、プレゼンテーションに関する質問や感想などで交流
DNPは、今回の実証実験以降も、子どもたち自身が設定した「問い」に沿った交流などについて、メタバース空間を活用して継続的に支援するとしている。