SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Zero to IPO 

新しい市場で社会課題解決と事業成長を実現する起業家の条件──失敗分析と環境のアップデートとは?

[後編]READYFOR 米良はるか氏 × グロービス・キャピタル・パートナーズ 今野穣氏 ×フォースタートアップス 志水雄一郎氏

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

新しい市場で戦うため先頭に立ちつづける

米良:今野さんに出資をいただいたあとに、何人かと軽井沢に合宿に行きました。今野さんは「今までの人生で二泊も拘束されたことはない」と仰っていました(笑)。そこで初めてゴールを明確に設定して、チームづくりの基盤としました。私がそこで「資本主義でお金が流れにくい領域にお金を流す会社にしたい」と決めたうえで、「兆円単位のお金の流れを作る」という目標を定めました。今野さんも「すごくいいね、そこまで頑張ろうぜ」と言ってくれました。それでチームの目線が合いました。

 シリーズAの調達まではクラウドファンディングの事業のみだったので、そこから経営チームを作ったり新しい事業を作ったりしていました。現在のREADYFORはクラウドファンディング事業以外では、たとえば寄付・補助金マッチング事業として遺贈寄付サポートサービスなどを始めました。日本ではシニア世代がどんどん増えているなかで、相続人がいらっしゃらないことも多い。そういった方が、自分が亡くなったあとに不動産などの寄付をするためのサービスを展開しています。こうした事業が立ち上がったことで会社としての規模感が変わってきています。まさにようやく兆円単位に向けた実装が動き出したという感覚です。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Zero to IPO 連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

雨宮 進(アメミヤ ススム)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング