大和ハウス工業は、6月より人的資本投資の一環として最大300億円を投じ、社内起業制度「Daiwa Future100(ダイワフューチャーワンハンドレッド)」の運用開始を発表した。
「Daiwa Future100」では、新入社員からベテラン社員、役員まで年齢や職位に関わらず、国内外のグループ会社全従業員約5万人(パートやアルバイトを除く)が対象。新規事業開発の実績がある外部パートナーと連携して事業検証ができる制度とすることで、事業開発の確度や質を高めるだけではなく、既存事業の延長線にとらわれない事業創出を目指すという。
新会社の設立にあたっては、起案者自らが社長となり、事業化および事業成長を進める方針だという。本制度の導入により、失敗を恐れず、イノベーションの創出を生み出す組織風土を醸成するとともに、将来の大和ハウスグループを形成する「事業群」の創出を期待しているという。
社内起業制度「Daiwa Future100」の概要
- 制度名:社内起業制度「Daiwa Future100」
- 対象者:大和ハウスグループの従業員約5万人
- 提案領域:業種、テーマなどは特に制限なし(同社の経営理念と経営方針を逸脱しない分野)
- 予算総額:最大300億円
- 予算使途:事業検証および会社設立・運営費用
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スケジュール(予定):
- 2024年6月上旬 :応募開始
- 2024年12月下旬:最終審査
- 2025年1月~ :事業検証開始
- 以後、予算到達まで継続実施予定